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痺れや痛みで夜も寝れない脊柱管狭窄症とは?

2016/08/09 腰痛 腰部脊柱管狭窄
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脊柱管狭窄症

痺れや痛みで夜も寝れない脊柱管狭窄症とは?

痺れや痛みで夜もまともに寝ることが出来ない脊柱管狭窄症は、脊柱管を形成する骨性・椎間板組織や靭帯を含む脊柱管空間が狭くなることによって引き起こされる神経圧迫性の症候群です。

頸椎、胸椎、腰椎のいずれの部位でも起こりますが、発生頻度は腰椎が一番多く、胸椎は非常にまれです。純粋な先天性脊柱管狭窄症を除いては、独立した疾患ととらえるべきではなく、狭窄状態や狭窄症候群と理解するのが妥当です。後天性のものは、変形性、すべり症性、分離症性、医原性、外傷性に分類できます。

変形性は、加齢現象に伴う脊柱構成要素の変性が原因です。すべり症性は脊椎すべり症が、分離症性は脊柱分離症が原因となって引き起こされた病態です。医原性は手術によって術後に脊柱管周囲に瘢痕や骨が形成されてその結果脊柱管が狭くなった病態です。外傷性は骨折や脱臼などによって脊柱管が狭くなった病態です。

 

腰椎脊柱管狭窄症の場合、典型的な症状があります。

それは、馬尾性間欠性跛行(ばびせいかんけつせいはこう)と呼ばれるものです。簡単に言うと、腰の脊柱管の中を通る馬尾神経(ばびしんけい)を呼ばれる神経が圧迫されるために、休み休みにしか歩けなくなる、ということです。

腰部脊柱管狭窄症の典型的症状

1.歩き始めると、腰やふとももや膝に電気が流れるような電撃痛が起きたり、しびれたり、急に力が抜けたりして歩行が出来ない。(坐骨神経痛

2.痛みや痺れで歩けないため仕方なく前かがみになって休んでいると痛みが消えるので、再び歩き始めます。しかしまた、同様の症状が出て歩けなくなってしまいます。そのため、歩いては休み休んでは歩いてと、休み休みにしか歩けなくなってしまいます。(間欠性跛行と言う

3.前傾姿勢が楽なのでよく前かがみの姿勢をとる

この間欠性歩行は、腰椎脊柱管狭窄症の大きな特徴と言えます。

腰椎椎間板ヘルニアの場合は、前かがみがつらく、後ろに逸らしたほうが楽なので、この点が鑑別ポイントとなります。腰椎脊柱管狭窄症の患者さんは、前かがみで診察室に入ってきますので、大切な観察ポイントです。

 

狭窄症が酷くなるとこんな症状も出てくる

狭窄が高度になるとこのような腰痛だけではなく、下半身の麻痺や直腸や膀胱などにも症状が出てきます。尿の回数が極端多くなる頻尿になったり、陰部や肛門に違和感やしびれが出てきます。尿漏れもよく見られる症状です。また時には尿や便の失禁(お漏らし)をきたしたり、尿が出なくなったりすることもあります。

そのため、患者さんは泌尿器科をい受診していることもあります。
泌尿器科を受診しても「どこも異常ありませんよ」と言われて悩んでいたというケースもあります。

患者さんは、腰痛とは無関係だろうとか整形外科の範囲ではないだろうと思うことや羞恥心もあって、自分からこれらの症状を整形外科医に告げることはまずありません。

診断は、まずは丁寧な問診や身体診察です。
前かがみの方が楽なのかどうかを問診したり、実際に体を逸らしてみて痛みが起きるかなどの身体診察で見当をつけます。
その後レントゲンやCT、MRIを見て診断します。時には、ミエログラフィと呼ばれる水溶性造影剤による脊髄造影を行うこともあります。

治療は、保存的治療、外科的治療に大きく分類

保存的治療は、まずは安静にすることと指示されます。
そして痛みを取るために、牽引療法を行うことが多いですがお勧めはしません。

薬物療法としては、副腎皮質ステロイドの投与や、硬膜外注射、神経根注射が行われます。それ以外には、体の後屈を制限して前屈のみが可能となるコルセットのような機能的装具の装着を勧められることも多いです。

また、腹筋を鍛えるために腹筋許可運動などをリハビリとして理学療法士の指導を受けて行うこともあります。これらの保存的治療を行っても功を奏さない場合は、手術が考慮されます。
腰椎の場合、間欠的跛行のみであれば手術の緊急性は大きくはない、と考えられています。予後は、神経障害の程度によって大きく左右されます。麻痺が出てくる前に治療を始めた場合と、麻痺が出てから治療を始めた場合で、予後は大きく違ってきます。麻痺が進行した例では、手術を受けても麻痺が十分に改善しないといったケースも残念ながら少なくありません。

単なる腰痛とは思えないのがこの疾患ですが、日本人は我慢強いのでしょうか?

「ぎっくり腰くらい誰にだってあることだと思っていた」、「ぎっくり腰がなかなか治らないだけだと思っていた」、「ぎっくり腰は癖になると言うから、癖になっているのだろうと思っていた」、などと言われる患者さんも結構おられます。

しかし高度の麻痺が出てしまってからでは、残念ではありますが、治療の効果もそれほど期待できないというのが現状です。頻尿や尿漏れといった症状が出て来ても、腰痛と結びつけて考える人はほぼいません。多くの人が「年のせいだろう」と更年期障害や老化現象だと考えてしまいます。

休み休みでしか歩けないという時点で受診して欲しかったと、悔しい思いをすることが日常茶飯事です。たかが腰痛と侮ることなく、整形外科を受診してください。整形外科医は僅かな麻痺も見逃すまいと、注意深く診察して経過を観察します。

 

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福岡自律神経カイロプラクティック整体(くろせ整骨院)

福岡県福岡市南区塩原4-2-5

092-555-4220(完全予約制

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ライター紹介

黒瀬 健

黒瀬 健

福岡自律神経カイロプラクティック整体(くろせ整骨院)
院長黒瀬健とは?

腰痛・骨盤矯正治療家
患者さんが気づいていない「カラダの悲鳴」に耳を傾けて患者さんと一緒にカラダのケアに取り組む腰痛・骨盤矯正治療家

整体師の先生も通院される治療家として延べ治療患者10万人を超える経験から患者さんのカラダの悲鳴に耳を傾けて瞬時にカラダの状態を読み取る目を持つ。

なぜ治療家の道に進んだのか?
高校の時に野球でケガに苦しみ3年間をほぼリハビリテーションに費やする日々から、なんとかしたい気持ちで一人図書館で人体についての医療書を片っ端から読みあさる。それが最初のきっかけになり自分と同じケガで苦しんでいる方を何とかしたいと思う気持ちが強くなり治療家の道を志す。


「背骨を正常化し自律神経を整える根本治療をする」という治療理念のもと「患者さんと患者さんの家族を笑顔にすること」に使命感を持ち日々治療に励み試行錯誤しながら開発した骨盤矯正には定評がある。


この独自の骨盤矯正は腰部脊柱管狭窄症に物凄い効果を発揮することはもちろん、産後で開いたママさん骨盤の悩みにも非常に高い効果を出すことから口コミで遠方から来院される患者さんも多数いる。


また、歯科医、病院、弁護士(交通事故の患者さまの相談)とも連携をとり今一番必要なことを患者さんに提供し常に高い志をもつことで信頼を得ている。
「問診」「検査」「カウンセリング」に力を入れただ治療をするだけではなくどうして痛みや症状が出ているのかの「なぜ?」を一緒に考え治療、アドバイスをしている。



腰痛、特に腰部脊柱管狭窄症の治療は手術なしで解決に導くため右に出る者はいない。


すでに腰部脊柱管狭窄症の治療実績は数百名以上を越え患者さんからは「歩けるようになり旅行にもいけました。先生、ありがとう」などの喜びの声を多数頂いている。


予防にも力を入れ、予防すればするほど健康に対する意識が高まり病気を未然に防ぐ取り組みをウォーキングを通して教えるボランティアも精力的に活動する。

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